- 小学校 4年
地図 with ご当地訪問 ~瀬戸内しまなみ海道~
2026年度 後期号
◆地図 with ご当地訪問
瀬戸内しまなみ海道
4年生の都道府県の学習では、特色ある地域の位置や自然環境について地図帳を活用することで理解が深まります。地図上で、土地の使われ方や絵記号で示された生産物についても確認しましょう。今回は、広島県と愛媛県を結ぶ瀬戸内しまなみ海道を紹介します。
地図帳p.43に記載されている「瀬戸内しまなみ海道」は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結び、瀬戸内海の島々を7つの橋で渡る約60kmの自動車専用道路です。地図帳では、紫の二重線で示されています。日本で初めて、海峡を自転車で渡ることができる道路としても注目され、国内外から多くの人が訪れる「サイクリストの聖地」として知られています。
しまなみ海道沿いの島々は、温暖で日照時間が長く、雨風が少ないという柑橘類の栽培に適した気候に恵まれているため、さまざまな柑橘類が栽培されています。地図帳を見ると、ピンク色で着色された果樹園が各島に広がっているのがわかります。なかでも因島(いんのしま)は、はっさく発祥の地といわれ、はっさくの絵記号が記されています。隣の生口島(いくちじま)には、レモンとみかんの絵記号が記されています。広島県はレモンの生産量で全国1位を誇り、その中で最も多くのレモンを栽培しているのが生口島です。
大三島(おおみしま)、伯方島(はかたじま)、大島(おおしま)は愛媛県に属し、いよかんやみかんなどの柑橘類のほか、大島ではバラの栽培が有名です。大島に記されている能島城跡は、この地を拠点に活動した村上海賊(水軍)の本拠地であったとされ、今も天然の外堀として機能していた激しい潮流を見ることができます。また、来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)は、しまなみ海道で最大の規模を誇る世界初の三連つり橋です。地図帳で島のつながりや名所を確認しながら、サイクリングやドライブができると楽しいですね。




