- 小学校 6年
地図 with 歴史の舞台 ~ペリー上陸地~
2026年度 後期号
◆地図 with 歴史の舞台
ペリー上陸地
ここで掲載している地図帳は、平成31年検定済『楽しく学ぶ 小学生の地図帳』です。
1853~54年に開国を求めて来日したペリー艦隊は、那覇、父島、久里浜、横浜、下田、函館に上陸したことが知られています。地図帳に記載されているペリー上陸地をたどり、実際にどこで何が起こったのか想像を膨らませてみましょう。
1853年、ペリーが4隻の軍艦を率いて来航したのが神奈川県の浦賀沖です。実際の上陸地は浦賀の近隣の久里浜でしたが、当時の様子は、ペリーに同行した画家ハイネによって、公式報告書の挿絵にも描かれています。現在、この地にはペリー上陸記念碑や記念館などを有するペリー公園が整備され、松の木の向こうに久里浜の海が広がる穏やかな景観が楽しめます。
翌1854年、ペリーが2度目の来日で上陸を果たしたのが横浜でした。軍艦は7隻に増え、1度目の浦賀よりも江戸湾に深く入り込んでいたため、幕府を慌てさせました。その後、日米和親条約に基づき、開港の地に選ばれたのが下田でした。下田港が選ばれたのは、薪や食料を補給しやすく、船が立ち寄りやすいという理由でした。地図を見ると、下田が浦賀や横浜に比べて寄港しやすい外洋に面していること、また江戸から離れているため、幕府も安心だったであろうことがわかります。下田にも、ペリー艦隊上陸地点に記念碑が設置されています。ちなみに、ペリー艦隊は一度目の浦賀来航の前に沖縄に立ち寄っており、那覇市にも記念碑が残されています。
久里浜のペリー上陸地については、地図帳のp.102にも記載があり、日本の歴史の舞台を地図上で確認できます。さらに帝国書院Webサイトの会員限定コンテンツには、ペリーの全航海ルートを記したポスターも用意しているので、ぜひご活用ください。





