- 小学校 6年
【付録解説】地図を見比べて考えよう! ~江戸と東京、「空間と時間」をつなぐ深い学び~
2026年度 後期号
◆地図にふれよう!活動報告
本と地図で世界を旅しよう!
宮城県 仙台市立袋原小学校 校長 井上竜一
仙台市立袋原小学校では、「わくわく読書」を掲げて、学校・家庭・地域と連携して読書に取り組んでいます。図書館には「校長先生のおすすめの本」コーナーがあり、校長先生が、子どもたちに読んでほしい本が置かれています。今回は、袋原小学校の6年生を対象にした「本と地図で世界を旅しよう!」という図書館での読書活動をご紹介します。
本校の図書館で、6年生を対象に「本と地図で世界を旅しよう!」をテーマに、図書館内の「校長先生のおすすめの本」コーナーにある外国に関する本を活用しながら、本と世界地図を結び付ける活動を行いました。本の表紙を小さく印刷したカードを地図上に貼る体験を通して、子どもたちは読書の楽しさと世界の広がりを同時に味わっていました。
活動では、まず、おすすめの本コーナーから気になる本を選びました。物語の舞台となる国や地域、作者の出身国などを本や資料で調べ、地図帳でその場所を探しました。その後、世界地図に本の表紙を印刷したカードを貼りました。活動が進むにつれて地図の上にはさまざまな国の本が並び、まるで世界中を本で旅する読書マップのようになりました。
また、今回は本校のALTにも参加していただきました。イギリス出身のALTは、イギリスに関わる本を紹介しながら、子どもたちと一緒にその本のカードを地図上のイギリスの位置に貼りました。子どもたちは英語で簡単な質問をしたり、イギリスの文化について話を聞いたりしながら、本と国とのつながりをより身近に感じていました。
活動中には、「この本の国はここなんだ」「世界にはまだ知らない国がたくさんある」「ほかの国の本も読んでみたい」といった声が聞かれました。完成した地図を見ながら、友達同士でおすすめの本を紹介し合う姿も見られ、読書への関心も高まっている様子でした。
参加した子どもたちからは、「地図を見ながら本を探すのが楽しかった」「本と国がつながっていることが分かった」「おすすめの本をもっと読んでみたくなった」「ALTの先生と一緒に活動できてうれしかった」などの感想が寄せられました。
本を読むことと地図に親しむことを結び付けた今回の活動。これからも子どもたちが本を入り口に世界へ目を向け、新たな発見や学びにつなげていくことを期待しています。





