- 小学校 4年
他教科で地図活用[国語]~使うと楽しい! 国語科の地図活用~
2026年度 後期号
◆他教科で地図活用【国語】
【4年生】【都道府県名の学習】
使うと楽しい! 国語科の地図活用
広島県 広島市立伴南小学校 校長 沖西啓子
地図帳は社会科だけではなく、国語科、算数科、音楽科、英語科など他教科でも使える場面がたくさんあります。ここでは国語科で地図帳を活用した事例を紹介します。
「小学校学習指導要領国語編」では児童の日常生活及び将来の社会生活、国語科以外の各教科等の学習における必要性を踏まえ、学年別漢字配当表の第4学年に、都道府県名に用いる漢字が配当されています。国語科で都道府県名の漢字を学習する際には、意図的・計画的に社会科と関連付けた指導を行い、確実な定着を図ることが求められています。その際、地図帳を活用して学習するのが効果的であると考えます。
例えば、国語科で「静岡」という漢字を学習する時、地図帳で静岡県の場所を確認しようと指示すれば、子どもたちはp.4〜6やp.25~26を開いて、日本のどこに静岡県があるのか探すでしょう(図1)。p.25~26から、子どもたちは静岡県がお茶の産地であると気づきます。お茶だけではなく、みかんやオートバイの生産も盛んだと分かります。「富士山がある」と言う子どももいるでしょう。
またp.128を開けば、静岡県の形が金魚に似ていることも目に留まります(図2)。自分の住んでいる都道府県は何の形に似ているのか考え、都道府県名を使って短文を作る学習活動も考えられます。
このように、他教科でも地図帳を活用する場面を意図的に増やすことで、子どもたちが自主的に地図帳を開き、活用できます。何より、子どもたちが地図帳を使う楽しさを知ることができます。地図帳を使えば使うほど楽しくなるでしょう。




