全国で行われている地図作品展(2025)

とやまみんなの地図作品展

第19回 とやまみんなの地図作品展

開催地 富山県富山市
主催 とやま地図作品研究会

特色

富山県内の小・中学生を対象に、身のまわりの環境や地域の姿を地図にまとめることで環境や地域、地図に対する関心を深めることを目指した地図作品展です。地域マップや環境マップ、分布図など小・中学生の調査の成果がまとめられた充実の作品が数多く出展されています。

作品紹介(2025年度作品 ※所属・学年は当時のものです)

作品の画像をクリックすると、大きなサイズで作品をご覧いただけます。

江戸時代の方法で道を測る


富山市立山室中部小学校 6年 荒川 雄紀

(奨励賞・とやま地図作品研究会長賞)

講評:自分の体で歴史と地理を学んだ成果をまとめた地図です。富山県富山市の自宅付近の道路で、何日もかけて歩測という方法を使って距離を測り、算数の勉強を応用して分度器で角度を測って地図づくりに取り組んだ経過をまとめた作品です。誤差が出てしまったとはいえ、試行錯誤しながら地図づくりにチャレンジしたのは素晴らしい取り組みです。作品から、江戸時代に測量と地図づくりを成し遂げた伊能忠敬への深い敬意が伝わります。

重ねる ~人が暮らす場所と土砂災害の記憶~


富山市立興南中学校 2年 黒田 湊右

(とやま地図作品研究会長賞)

講評:この地図では、まず、富山県の神通川・常願寺川沿いにある富山市や滑川市などの各人口を階級区分図で示しました。その上に、1858年に起きた安政の大地震(飛越地震)の際に常願寺川沿いで大量の土石流の流れた範囲が示された透明なシートを重ねました。県や国の対策により土石流はその後起きていませんが、万が一土石流が再度発生した場合、人口の多い地区で被害にあう危険性の高いことが地図からよくわかります。2枚の地図を重ねた効果がよく表れています。