全国で行われている地図作品展(2025)

地図ならびに地理作品展(広島県)

第64回 地図ならびに地理作品展(広島県)

開催地 広島県広島市
主催 広島県地理作品展運営委員会

特色

地図作品展のなかで最も歴史のある地図作品展です。広島県内の小・中・高校生がそれぞれバランスよく出品しています。小学生は身近な地域の絵地図、中・高校生になると地形図を彩色したものや立体地図模型など、それぞれの地図能力を活かした作品が多数展示されています。

作品紹介(2025年度作品 ※所属・学年は当時のものです)

作品の画像をクリックすると、大きなサイズで作品をご覧いただけます。

どうする? Goする? 逃げ地図から解く!ぼくの避難

広島市立中野小学校 6年 瀧口 遥生

(国土地理院長賞)

講評:この逃げ地図は、2018年に作者の自宅付近で水害が発生した経験をもとに、『災害から命を守る「逃げ地図」づくり』(ぎょうせい)などの資料も参考にしながら作ったものです。この地図では、土砂災害や洪水の危険があるところ、2018年の豪雨で実際に被害にあったところが生々しく示されていて、災害時の対応が切実な課題であることがよく伝わってきます。家族会議で話し合って確認した結果も地図に活かされていて良いと思います。

安芸高田市向原の泣き別れ分水界と分水嶺


広島大学附属中学校 1年 中田 慧

(審査員特別賞・国土地理院中国地方測量部長賞)

講評:山間部に降った雨の水の流れが分かれる分水界は、山の尾根にあるのが普通です。作者は、広島県安芸高田市の向原という地区で、「泣き別れ」と呼ばれる分水界のあるところがほぼ平地であることに疑問を持ち、周囲の地形や川がつくられてきた経過などを調べ、立体地図で示しました。過去に大きな川が小さな川の流れを奪い、川の流路が変わったことが影響したと結論付けました。根気のいる立体地図を製作したのは立派です。