全国で行われている地図作品展(2025)

私たちの身のまわりの環境地図作品展

第35回 私たちの身のまわりの環境地図作品展

開催地 北海道旭川市
主催 環境地図教育研究会

ウェブサイト

https://environmentalmap.org/

特色

国内最大の規模を誇る地図作品展です。日本全国からの応募を受け付けているため、北海道以外の地域からの作品も多く、また近年では海外からの応募もある国際色豊かな地図作品展です。

環境地図教育研究会では、作品展の開催の他にも、「環境地図トークイベント(オンライン)」などさまざまな企画を催しています。

作品紹介(2025年度作品 ※所属・学年は当時のものです)

作品の画像をクリックすると、大きなサイズで作品をご覧いただけます。

ペットフレンドリーなまち?有毒植物調査マップ ~よもぎ台~


南山大学附属小学校 5年 近藤 優希

(奨励賞・国土地理院長賞)

講評:地図の作者のペットを大事にしようとする気持ちがよく表れた作品です。作者は、『必ず知っておきたい犬と猫に危険な有毒植物図鑑』(緑書房)という本を参考に、愛知県名古屋市よもぎ台の自宅付近で見つけた植物が安全か危険かを調べ、ペットに安心な場所などとともに地図に表しています。地図から「危険度大」の植物が多数分布していることがよくわかります。夏は、犬にとって地面付近の温度が重要なことにも触れたのは良いことです。

帝銀事件から見る椎名町今昔

早稲田実業学校中等部 1年 久米 結子

(公益財団法人 国土地理協会長賞)

講評:帝銀事件とは、1948年、当時の帝国銀行椎名町支店(東京都豊島区)で起きた銀行強盗殺人事件です。犯人は行員を言葉巧みにだまして毒薬を飲ませ、12名が死亡しています。作者は、この事件発生地域では現在も事件の影響が残っているのではと予想し、現地調査を行い、結果を地図にまとめました。他の駅周辺と比較すると椎名町駅周辺では駅名を付した建物が圧倒的に少ないという結論を導いています。帝銀事件に着目した独創性に敬服します。

みんなでまこう! 打ち水大作戦

渋谷教育学園幕張中学校 1年 岩崎 渚

(公益財団法人 日本地理学会長賞)

講評:打ち水とは、地面付近の気温を下げるために道路に水をまくことです。作者は、東京都品川区の市街地で打ち水の効果を調べ、結果を地図にまとめました。打ち水をしないとき、一人で打ち水をした後、地域の大勢の人が打ち水をした後の3つのケースで気温と地面付近の温度を測り、地図に結果を示しました。大勢で打ち水をした後に明らかに気温は下がったという結果が地図でよくわかります。地図上の色の使い分け方が上手です。