資料編集部(学校営業) 資料三課
T.I.
2018年 入社
趣味:旅行、サッカー、オンラインゲーム
※内容及び所属は取材当時のものです
01
紹介だけで終わらない営業
私が働く資料編集部は、学校の先生に教科書や資料集を宣伝する営業を仕事とする部署です。さまざまな教科書会社が教材を出版している中で、先生方に「帝国書院の教材を使いたい」と思ってもらい、そして「帝国書院の教材はやっぱり使いやすかった」と言ってもらうことを目指しています。
個人の仕事としては、社外では小学校・中学校・高等学校の訪問営業、社内では主に高等学校の教材のカタログの作成や、教材案内や情報提供を行うWebサイトの制作・メンテナンス、高等学校向け定期冊子の企画立案などを担当しています。
ただ学校へ訪問し教材の紹介をするだけでなく、先生方のニーズをつかみ、それに応えるサポート資料を編集し、提供する……「資料編集部」という名称は、こういった背景から来ているのだと思います。
02
一人ひとりの先生と全力で向き合う
仕事を通して、行ったことのない地域の学校を訪問したり、全国の多くの先生とお話したりする機会はやはり貴重で、魅力だと感じます。
ただ難しいのが、地域や学校、先生ごとに意見が異なるため、一辺倒な営業トークでは気持ちが伝わりにくいことです。
一人ひとりの先生の話をよく聞き、子どもたちへの思いをくみ取り、どのように力になれるかを考え抜く必要があります。
今年の春に行った学校では、地歴・公民科主任の先生と1ヶ月で3回面会し、合計で5時間くらいじっくりお話をしました。最初は見向きもされませんでしたが、丁寧にご意見を伺いながら先生の授業スタイルに沿って教科書や周辺教材の活用案を示すことで、採用につながったのは印象に残っています。こうした成果が得られた瞬間には、大きなやりがいを感じます。
03
入社後3か月間は資料編集部へ
また帝国書院では、学部卒・院卒にかかわらず、原則として入社後3か月間は皆さん資料編集部配属となります。
4月は1ヶ月じっくり教科書の内容を勉強して、5月から6月中旬くらいまで高等学校の営業活動に出ます。こう聞くと少し不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最初は百戦錬磨の先輩社員に同行しながら実際の営業の流れを学べますし、意外とすぐに慣れてくると思います。
仮にもし本当に困った場合には、先輩方に相談すれば必ず駆けつけてきてくれますので、どうかご心配なさらず。
04
「社会科の帝国書院」をめざして
今後の目標として……帝国書院のルーツは「地図帳」にあります。社会一般のイメージである「地図の帝国書院」というものです。
それから年月が経ち、最近では先生方に「地理の帝国書院」と言っていただくことも多くなりました。
地図だけでなく、地理の教科書発行者としても認知されてきているということです。
これは大変ありがたいことですが、裏を返せば「歴史の帝国書院」、「公民の帝国書院」、ひいては「社会科の帝国書院」と言っていただくまでには至っていないということに他なりません。私が今後どんな仕事に関わっていくのかは分かりませんが、いつか歴史、公民を含めた「社会科の帝国書院」として、社会に広く認めてもらえるような企業に成長し、そしてその実現に携われたらいいなと思います。
05
「やってみたい」というエネルギーを生かしてほしい
社会には多種多様な職業が存在していますが、そうした中での教科書出版社、さらに社会科専門の帝国書院の採用情報を見ている皆さんは、教育に興味があるとか、出版の仕事がしてみたいとか、何となく興味があってサイトを訪れてくれたのだと思います。
私や、他の部署の社員の話をご覧になって、その「何となく」という気持ちが、「○○がやってみたい」「○○が面白そう」というより明確な感情になったのであれば、ぜひ帝国書院の仲間として、皆さんの力をお貸しください。
本やデジタルの教材、企画や編集、営業、製造、さまざまなお仕事を通じて、一緒によりよい本、よりよい教育を作っていきましょう。
休日の過ごし方
入社したての頃は昼頃まで寝ていることも多かったのですが、これではいけないと思い、最近の土曜日は早起きしてジムで体を動かし、洗濯をする、という生活を続けています。また土日のどちらかには友人と買い物や食事、サッカーなどの予定をなるべく入れるようにして、それを楽しみに1週間仕事を頑張っているような感じです。普段から人と話す機会を多く作っておくと、何となく営業の時も自然なトークになるような気がします(笑)
写真は夏季休暇で訪れた石川県の白米千枚田です。大型連休や長期休暇には旅行をすることも多く、旅行先では必ず風景写真を撮っていますが、この夕日に照らされた棚田の写真はその中でもお気に入りの一枚です。
- 08:45
- 出社
- 09:00
- メール、社内Teamsのチェック
- 09:15
- 宣伝ツールのラフレイアウト作成
- 11:00
- 出張計画の作成、訪問校へのアポイント
- 12:00
- 昼休み
- 13:00
- 課内ミーティング
- 14:00
- レイアウトに関する上司との打合せ・修正作業
- 15:00
- レイアウト発注
- 15:30
- 出張用の荷物準備
- 15:45
- 出張地へ移動(兵庫県)
- 19:30
- ホテル着、夜ご飯へ
帝国書院のココが好き!
社員みんなが、ある目標に向かって素直に一生懸命頑張れる会社であるところです。
編集から営業へ、営業から編集へ異動することも珍しくなく、作り手と売り手、お互いの感覚が共有しやすいからこそ、
「良い本、良い教材をつくり、多くの人に届ける」という共通の目標をもって、社員が一丸となりひたむきに取り組むことができるのだと思います。
実用的なところでいうと、お手洗いのお湯が出るスピードが早いところが好きです。
自社ビルなこともあってか、設備面の要望も通りやすいかもしれません。